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* thread: 経営コンサルタントからのアドバイス  * janre: ビジネス

* tag: 戦略  マネジメント  チェンジ  攻め 

* category: ビジネス情報

戦略は変わった。マネジメントは変われるのか? 

国内経済がデフレからインフレへと変化するにつれ、経営も「守り」から「攻め」への転換が求められるようになってきました。しかし、過去20年もの間縮小均衡を追求してきた経営者にとって、この方針転換の難易度は意外に高いものでもあります。経営陣が50~60代なら、彼らが第一線で活躍していた30~40代からずっと縮小均衡の時代で、拡大成長戦略のもとで職務を遂行した経験がないので、今になって「攻め」に転じようとしてもその方法が机上でしかわからないのです。しかし、そうこうするうちにも国内外の他社が市場に侵攻してくるので、遮二無二に製品・サービスの高付加価値化に向けて舵を切りつつある、という企業が多いように考えます。

また、どうやって攻めに転ずれば良いのかがわからないのは、現場の社員は尚更深刻です。20代~40歳前後までのビジネスパーソンにとっては、ビジネス経験は全て縮小均衡戦略のもとでのものであり、コストダウンや業務改善に血道を上げた経験しかありません。「今までの守りから攻めに転ずる施策を考え、拡大成長を叶えよ」という社命は、これまで経験したことのない業務への挑戦を強いられることを意味し、社内の誰かに相談しようとしても、肝心のマネジャー自身に経験知がないため、現場は右往左往する事態に陥ります。


ではどうすれば良いのか、考えてみましょう。


戦略を実現するためには、マネジメントシステムによって組織の隅々まで戦略を浸透させる必要があるのはご存知の通りですが、実はマネジメントシステム自体がその時々の戦略実現に資する仕組みですから、戦略が変わればマネジメントシステムを新戦略実現に資する仕組みへと改めなければなりません。戦略変更がマイナーチェンジ程度(本当は戦略ではなく戦術レベルの変更なので、言葉の綾です)ならなんとかなる可能性はゼロではありませんが、「守り」から「攻め」への転換のようなビッグチェンジとなると、マネジメントシステムも「守り」から「攻め」の職務遂行を高く評価する大幅な構造改革が必要になるのです。ここを後回しにすると「新たな戦略を策定したのになかなか遂行してくれない」「もっと積極的に挑戦してほしいとあれほど言っているのに、失敗を恐れて誰も行動しようとしない」という「笛吹けど踊らず」状態に陥ることになります。

そして、戦略が変われば各組織に課されるミッション(期待役割)も様変わりしますし、ミッション(期待役割)が変われば設定目標も、目標達成のために必要となる職務行動も連動して変わることになります。

例えば、縮小均衡を是とする旧戦略では、

・勝てないまでも出来る限り負けないことが重要
・成功を収めることも大切だが、失敗しないことも大切
・ムダやミスなど、ネガを徹底的に潰すことを重視
・投資はできるだけ抑制、コストダウンを徹底   等

という職務行動を評価していた企業が、拡大成長戦略へと転換するなら、推奨される職務行動は

・負けないことも大事だが、勝つことがもっと重要
・失敗しないよう汲々とするより、致命的でなければ多少の失敗を恐れずに果敢にチャレンジすることが大切
・ネガ潰しには継続して取り組むが、アドバンテージやポジティブな価値創造にこそ注力すべき
・コストダウンは勿論大切だが、リターンが見込める投資は積極的に行うべき  等

となります。

これらの職務行動を高く評価できるマネジメントシステムに変えなければ、いくら勇ましい表現で拡大成長戦略をまとめようと、何度も経営者が熱っぽく語ろうとも、社員の行動が変わることはありません。そして、この変革を成し遂げることができるか否かは、トップマネジメントの意思にかかっています。

具体的にどうすれば良いのか、ご興味があればお気軽にお問い合わせください。
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